2015-04-11から1日間の記事一覧

白話小説を訓読する試み2

ひとつまえの記事のつづきです。 宋江 大いに喜び、武松の*1手を攜〈たずさ〉へ*2、一同に後堂の席上に到り、便ち宋清をして*3武松と相ひ見えしむ。 柴進 便ち武松に邀〈むか〉ひて坐*4らしむ。 宋江 連忙〈しきり〉に彼*5に譲り、一同 上面に坐せしむ。武松…

白話小説を訓読する試み1

『水滸伝』第二十三回のはじめ、宋江と武松が、たまたま出会うところを題材にして、白話小説を擬似的に訓読するためのルールを、つくってみようと思います。試行錯誤の段階です。 どういう判断をしたのか、注釈をこまめに付けて、表示しております。 *1宋江 …