ページ数の皮算用
タイトルは、「いつか書きたい」と銘打っていますが、
おそらく、2015年のうちに書き終えます。
というか、あくまで文章修行なのだから、駆け抜けるように書き終わらないと、じぶんが飽きてしまう。興味の中心は、やはり『三国志』なので。
印刷レイアウトを決めた
おおきなことをやるには、まずカタチから。ゴールのイメージをつくって、そこに向かって、たぐり寄せされるように、作業を進めていけば、きっと完成する。
というわけで、同人誌用に、一太郎で印刷レイアウトをつくった。
新潮文庫の新しいやつ(吉川英治『三国志』とか)を意識して、
文字の大きさは、9.3ポイントがいい。
(新潮文庫は、9.25ポイントらしいが、そこまでは設定できず)
同文庫は、タテが35文字。というわけで、これをマネる。
タテに何文字を入れるかで、改行のタイミングとか、セリフのテンポとか、わりに小説に本質的な内容のところまで、影響を受けてくるから、はじめに決めておくことが、とても大事なのです。
印刷の原価低減のために、A4サイズの2段組にする。
どうでもいい知識だけど、半分のサイズの紙で、2倍のページ数にするよりも、2倍のサイズの紙で、半分のページ数にしたほうが、「載せられる文字数あたりの印刷費用」が安くなります。だから、あえて、大きいA4サイズをつかう。
(印刷費用は、販売費用に、そのまま反映してくるので)
いろいろ、いじった結果、1ページに28行ぐらいかな、と落ち着いた。
すると、35文字×28行×2段=1960
というわけで、だいたい、1ページ≒原稿用紙5枚、という目安ができる。
北方『水滸伝』の半分の長さに
北方『水滸伝』は、原稿用紙9500枚なんだって。
でも、長すぎるよなー(と読者として思います)
やるなら、この半分。原稿用紙5000枚を目標としよう。
すると、上記のレイアウトで、だいたい1000ページ。
1冊を100ページにして、全10巻(1冊1000円)
1冊を200ページにして、全5巻(1冊2000円)
よし、こんな感じですね。イメージできてきた。
つづいて、『水滸伝』の原典は、120回。
1000ページ÷120回=8.3ページ。
原典の1回分を、だいたい見開き×4回で書けばいいのか。
よし、イメージできてきたぞー。
あとは、通勤時間に原典を復習、帰ってから書く、
というサイクルを、何回もまわして、ペースをつかめば、
完成までの日数がでる。2015年以内には、終えてしまいたい。
でも、もうちょいかかるかも。